2013年06月20日

英語? 米語?

フェルドマン

昨日の投稿を読んでいると、以前に書いた記事を思い出しましたので、メモしておきます。

2007年4月24日に書いた記事ですが、モルガン・スタンレー証券、経済研究主席であるアメリカ人のロバート・フェルドマンさんが、イギリス人の同僚から文法の間違いを指摘されたことがあるという内容でした。


イギリス英語 He said that he had eaten dinner.

アメリカ英語 He said that he ate dinner.

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「彼は食事をしたと語った」という場合、引用符号を付けない間接話法だと、イギリス英語では「語った」は過去形だが、「食事をした」の部分は過去完了となる。

「過去完了にすべきところを過去形で書いている」と彼は私に指摘したのだ。厳密には同僚が言った通りだが、、この場合普通のアメリカ人なら「食事をした」の部分にも過去形を使うし、過去完了形はちょっと変な感じがするのだ。
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当たり前ですが英語も日本語と同じように言葉ですので、時と共に、また、日々変化していきます。

加えて、ロバートさんは以下のように言っています。

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作家マーク・トウェインは「英語は株式会社のようなものだ」と述べたという。ならばもっとも多く英語を使う人たちが英語の大株主として経営権を握る。言葉は常に変化する。柔軟性を失ってはならない。
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英語は本来、「英国の言語」ですが、日本の英語教育の「英語」は北米英語(アメリカ英語?)ですので、違いがありますね。


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