2015年06月03日
閲覧注意―自分の頭でも考える

こんにちは。
上の写真は常温販売されているツナ&マヨ・サンドイッチ(フジパンのスナックサンド)を1週間の間(2015年5月)、常温で放置したものです。

比較対象のため手作りのツナマヨ・サンドイッチ(写真の左側)も同じように常温で放置してみましたが、当然のことながら下の写真のように左側の手作りサンドイッチはカビだらけになりました。

当然の流れとして、
「やっぱり、添加物いっぱいだからカビないんだよね」
「健康のためには食べない方がいいよ」
となったのですが、グーグルで検索してみると同様の商品を販売している山崎パンのランチパックに関する記事がいろいろと出てきました。
ランチパック=食品添加物はなぜかびない?あなたの健康を害する5つの知識
ヤマザキパンはなぜカビないか
続 ヤマザキパンはなぜカビないか
【総括】ヤマザキパンはなぜカビないか
賞味期限最長180日のコモパン
カビない山崎パンは添加物で危険なのか?を検証した結果
パンのカビ発生メカニズムと保存試験の結果について―山崎パン
*発がん性のある臭素酸カリウムはパンが焼かれる際に分解される
*カビの胞子がないところで製造されたのでカビが発生しない
*製造されたパンをカビの生えにくい状況にしていればカビは発生しない
具体的な方法としてはpHを酸性にすればよいようで、実際にパンに
酢酸ナトリウムを添加してカビが生えにくくしているメーカーも
いくつか あるようですが、酢酸ナトリウムは少しでも量が過ぎると
酢酸独特の 刺激臭的な要素が強くなりパンの味を落としてしまう
そうです。
そこで、イーストによる発酵時間を長くして乳酸などの有機酸の
生成量を増加させる方法もあるとのこと。
今回の実験では、包装されている袋からパンを出した上で放置しているので、やはり、添加物の「合わせ技」ではないかと思います。
そこで原材料を見てみますと以下のように表示されています。

増粘剤・酢酸Na(ナトリウム)・グリシン・ph調整剤・乳化剤・イーストフードなどなどがあり、やはり酢酸ナトリウムや防腐剤としての乳化剤が使われていました。
しかし、これらの添加物はさまざまな食品にも使われており、これらを排除しようと思えば、農薬を使わない有機栽培をして自給自足の生活をするしかありません。

お世話になっている鍼灸の先生が「昨日、インスタントラーメンとか食べたでしょ?」と言い当てるほど加工食品は体に変化をもたらすようですし、明日からの自給自足の生活も無理なので、加工食品はあまり食べないように気を付けたいと思います。