2025年02月03日
高校生版 『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』

社会人を対象に書かれた本ですが、就職活動中の学生はもちろん、高校生にもぜひ読んで欲しいと思います。そして、高校生を進路指導する先生方も必読です

各章のタイトルや項目が高校生には難しいところもあったので、勝手に (^_^;) 書き換えてみました。(2025年2月13日に冨山さんから No problem とOKをいただきました)
序章 労働力が減る時代にどう向き合うか
- 10年前から言われていた「人手不足」の問題
- 働く人が減る社会と、余るホワイトカラー(事務職)
- 生産性を大幅に上げるしかない未来への道
- 日本は給料よりも「雇用を守る」ことを選んだ過去
- デフレ時代に得たものと失ったもの
- 物価が上がる時代に変われるかどうか
- 今の低い生産性をどう活かして成長できるか
第1章 グローバル企業はどう変わるべきか
- 世界の産業がどんな状況にあるのか
- 先進国の企業が世界で稼ぐための方法
- 世界で高い価値を持つビジネスを目指す道
- 「複雑な問題」にこそ日本の強みがある
- 雇用の量より「質」が重要な時代
- AIがもたらす変化と新しい悩み
- 事務職はどう淘汰されるのか
- AIで意味のない仕事が増えるリスク
- グローバル企業のDX(デジタル化)の現状
- 未来の企業のルールをどう作るか
- これからは「学び直し」が重要な時代
第2章 地域で進む人手不足
- 「エッセンシャルワーカー」って何?
- これから増やすべき「厚い中間層」
- 必要不可欠な仕事が社会の大半を占める現実
- ドラマ「逃げ恥」に見る現代社会の構造
- 職種ごとに違う人手不足の現状と解決策
- 道路や橋を維持するのも難しくなる未来
- 地域の活性化には「コンパクト&ネットワーク」がカギ
- 農業や漁業でブランド化を目指す方法
- 「やりがい搾取」で働き手は増えない
- 減る人口で農地政策の問題がさらに深刻に
- 新しい「食」の産業をどう作り直すか
- 医療や福祉での生産性向上が大きな課題
- 公共の仕組みに企業のノウハウを取り入れる工夫
- 地域経済が停滞している理由
- 地域産業こそこれからの日本の基盤になる
- 中小企業の賃金問題を価格転嫁だけに頼るな
- 地域と世界、どちらも大事にする考え方
第3章 エッセンシャルワーカーを進化させる
- 現場の仕事をさらにレベルアップするには?
- 10年前に批判された「大学教育」の現実
- 地域で働く人にとって教育は重要な役割を持つ
- 資格制度をもっと整える必要性
- 成長のエンジンは「経営者」にある
- DXで誰でも生産性を上げられる時代
- 経営の視点を高める取り組みの実例
- 経営者の変革とDXが一体となる未来
- 地域産業とデジタル化の相性は良いのに課題も多い
- 人手不足倒産が進化を促す理由
- 成長を妨げる制度の問題を解消しよう
- 最低賃金を上げることの重要性
- 東京に集中しすぎる問題点
- 昭和的な価値観が残ることの弊害
第4章 ホワイトカラーへのアドバイス
- 解決策は「自分自身を変えること」
- 新しい時代に必要な学び方とは?
- 基礎的な学びを大切にする方法
- ビジネスで必要な「数理的な考え方」
- リベラルアーツ(教養)の本質とは
- 応用力を育てるための学び方
- リスキリング(学び直し)の誤解と本当の価値
- 大きな変化に対応するための新しいスキルとは
- 企業と個人、リスキリングの責任はどちらにある?
- 真剣に学び直した人たちの例
- ホワイトカラーが生き残るための道
- 自分の「価値」を検証してみる方法
- 20代から身につけたい新しい力
- 30代のキャリア戦略を考えるポイント
- 企業と従業員が共に幸せになるための考え方
- 中堅社員が地域に目を向ける動き
- フラットな感覚が生む新しい可能性
- 40代以上が自分のスキルを見直す方法
第5章 日本を立て直す20の提案
国、組織、個人のレベルでの再生のポイントは何か
① 歴史的な変化の時代をみんなで理解しよう
② 地域も世界も豊かにする日本を目指そう
③ 人口減少を日本再生のチャンスに変えよう
④ 新しい国づくりで「効率の良い密度」を実現しよう
⑤ あらゆるレベルで変化を加速させよう
⑥ 昔からの価値観を再評価しよう
⑦ 複雑な課題に挑む新しい産業を間違えずに選ぼう
⑧ 昭和的な身分制度をなくそう
⑨ 中間搾取を排除しよう
⑩ 教育システムをもっと柔軟に進化させよう
⑪ 企業だけでなく社会全体で助け合う仕組みを作ろう
⑫ 生産性を上げることを最優先にしよう
⑬ 労働市場の改革を急ごう
⑭ 安い労働力に頼らない多様性を目指そう
⑮ 現場で働く人の地位をもっと高めよう
⑯ 働いて稼ぐことと資産から得る収入のバランスを整えよう
⑰ 長期的な人口戦略を実行しよう
⑱ 政治家やリーダーは日本の特性をよく理解しよう
⑲ 学び直しを全国的な運動にしよう
⑳ 若者は地域を目指そう──地域経済をもっと活性化しよう